← レポート一覧に戻る
ELEGANCE COSMETIC PRODUCTS

Web広告 運用レポート

2026年7月度 / 対象: Google広告 全キャンペーン / 作成日: 2026年8月5日

1. 今月のまとめ

広告費
¥103,069
前月 ¥63,879 → ↑61.4%
CV(購入)
45.0
↑157.5% 前月比
CPA
¥2,288
↓37.3% 改善
クリック
969
前月 406 → ↑138.7%

7月は大きく改善した月でした。CV数は前月の17.5件から45.0件へと2.6倍に増え、 同時にCPAは¥3,652から¥2,288へと37%下がりました。通常、獲得件数を増やすとCPAは悪化しますが、 今月は「件数を増やしながら単価も下げる」という理想的な動きになっています。

最大の要因は、6月末に開始したラッシュアディクト P-MAXキャンペーンの本格稼働です。 6月は費用¥981・CV 0件のテスト状態でしたが、7月は¥36,528を投じてCV 22.2件を獲得し、 CPA ¥1,645と全キャンペーン中で最も高い効率を記録しました。

売上インパクト:広告費 ¥103,069 に対し、広告経由の売上は ¥2,170,650(ROAS 21.1倍)
GA4で確認できるサイト全体の売上 ¥10,963,973 のうち、約2割が広告経由でした。
補足:単月では月10万円を超えましたが(¥103,069)、通年では枠内に収まっています。
直近13ヶ月のうち10万円を超えたのは今月のみで、月平均は ¥66,810、 予算枠(月10万円×13ヶ月=¥1,300,000)に対する消化率は 66.8% です。 過去の各月に余裕があったぶん、通年の広告実費は上限内に収まっています。
なお8月は日予算を合計3,200円に調整済みで、単月でも上限内に戻る見込みです(詳細は「5. 今後の方針」)。

2. キャンペーン別の実績

キャンペーン費用クリックCVCPACVR
EC_まつ毛商材¥50,24030721.8¥2,3007.11%
ラッシュアディクト - PMAX¥36,52854422.2¥1,6454.08%
セミナーページ¥13,575104認知拡大が目的のためCV計測対象外
サロン向け_ラッシュアディクト¥2,726141.0¥2,7267.14%
合計¥103,06996945.0¥2,2884.65%

P-MAXが主力に成長

P-MAXは費用では2番手(¥36,528)ながら、CV数ではEC_まつ毛商材(21.8件)を上回る22.2件を獲得しました。 CPAも¥1,645と最も低く、投資効率が最良のキャンペーンです。

EC_まつ毛商材も堅調

CV 21.8件・CPA ¥2,300で、前月(CV 17.5件・CPA ¥3,652)から改善しました。 CVRは7.11%と全キャンペーン中で最も高く、購入意欲の高い層を安定して獲得できています。

セミナーページ(認知拡大キャンペーン)

このキャンペーンは認知拡大を目的として運用しており、購入のコンバージョン獲得は想定していません。 別サイト・別の予約導線のため、Google広告側での計測も行っていません。 したがって「CV 0件」ではなく「計測対象外」と表記しています。

認知拡大の成果は、購入件数ではなく「どれだけ多くの人に表示されたか(表示回数)」で評価します。 その観点で見ると、次のような変化が起きています。

セミナーページ2026年7月前年同月変化
表示回数(リーチ)7582,355↓67.8%
クリック104108↓3.7%
CTR13.72%4.59%↑約3倍
1,000回表示あたりの費用¥17,909¥4,878↑3.7倍に悪化
認知拡大という目的に対して、リーチが大きく縮小しています。
表示回数は1年で約7割減りました。CTRが3倍に上がっているのは、 配信対象がもともと関心の高い一部の層に絞り込まれているためと考えられます。 「確実にクリックされる人にだけ届いている」状態で、新しい層への認知拡大は進みにくい構造です。 結果として、1,000回表示あたりの費用は前年の3.7倍に上がっています。

3. サイト全体の状況(GA4)

項目2026年7月2026年6月前年同月
セッション5,1614,3554,467
購入件数(全体)378304422
売上(全体)¥10,963,973¥5,228,661¥8,311,768
広告経由の売上¥2,170,650¥676,766¥1,076,997
ROAS(広告費用対効果)21.1倍10.6倍14.9倍

売上急増の内訳 — 正しく理解しておきたい点

7月のサイト全体売上は¥10,963,973と、前月の約2.1倍に達しました。ただし、この増加の中身を分解すると 「10+2キャンペーン」の商品1点で ¥5,412,000(全体の49%)を占めています。

10+2キャンペーン商品の販売経路売上構成比
直接流入(既存のお客様)¥3,168,00058.5%
参照サイト¥990,00018.3%
広告(検索・P-MAX)¥726,00013.4%
自然検索ほか¥528,0009.8%
この販促の売上は、主に既存のお客様が直接購入されたものです(広告経由は13.4%)。
そのため ROAS 21.1倍には販促の押し上げ効果が含まれます。 販促分を除いた広告単体の実力値は 約14.0倍です。
それでも6月の10.6倍から改善しており、広告の実力そのものが向上していることに変わりはありません。 来月ROASが10〜15倍程度に戻っても、それは悪化ではなく通常水準への回帰です。

流入チャネル別(2026年7月)

チャネルセッション購入売上エンゲージ率
直接流入1,783185¥5,781,49565.2%
自然検索1,53870¥1,285,73560.1%
検索広告71843¥1,341,67156.4%
P-MAX等64633¥828,97954.0%
参照サイト43438¥1,477,69972.6%

売上の最大の柱は直接流入(リピーター)で、全体の53%を占めます。 広告はサイト全体の約2割を担う位置づけです。広告だけでなく、 リピート購入と自然検索が事業を支えている構造が確認できます。

4. 自然検索の状況(Search Console)

項目2026年7月前年同月変化
クリック9921,166↓14.9%
表示回数53,97366,071↓18.3%
CTR1.84%1.76%↑4.5%
平均掲載順位8.6位13.5位↑4.9ポイント改善

検索順位は前年の13.5位から8.6位まで大きく改善しています。 表示回数・クリックは減っていますが、これは順位改善に伴い 関連性の低い検索での露出が減ったためと考えられます(CTRは改善)。

7月の上位クエリは「エレガンス まつ毛パーマ」(1.1位)、「エレガンス フラットロット」(1.0位)など、 指名検索が上位を占めています。ブランド認知が着実に定着しています。

5. 今後の方針

8月に実施済みの調整

8月の見通し

予算調整により、8月は費用・CV数とも7月より下がる見込みです。 これは効率の悪化ではなく上限管理のための意図的な調整によるものです。 評価はCPA・ROASなどの効率指標で行うのが適切です。

今後の検討事項

セミナーページ:認知拡大の手段を見直すか(要相談)

前述のとおり、認知拡大を目的としたセミナーページのリーチが1年で約7割減っています。 現在は検索広告のため、「すでに検索している人」にしか表示できず、 新しい層に広げるには構造的な限界があります。

より広く認知を取る手段としてはP-MAXが候補になります。 ディスプレイ・YouTube・Discoverなど検索以外の面にも配信されるため、リーチを取りやすい仕組みです。 実際、稼働中のラッシュアディクトP-MAXと比べると効率差は明確です。

2026年7月費用表示回数1,000回表示あたり
セミナーページ(検索広告)¥13,575758¥17,909
ラッシュアディクト(P-MAX)¥36,5286,094¥5,994
P-MAXが約8倍P-MAXが約3倍効率的
ただし、予算規模には注意が必要です。
セミナーページの現在の予算は1日あたり約438円で、 成果が出ているラッシュアディクトP-MAX(1日あたり約1,178円)の約37%の規模です。 P-MAXは配信面が広いぶん、予算が小さすぎると各面に薄く分散し、 十分な学習が回らず効果が出にくい可能性があります。

選択肢は次の3つと考えています。
  • A. 現状維持 — リーチは限定的だが、関心の高い層に確実に届いている状態を維持する
  • B. P-MAXへ切り替え — 認知拡大を優先する。ただし効果を出すには予算の上積みが望ましい
  • C. 判断を保留 — 8月のP-MAX(ラッシュアディクト)の結果を見てから決める
月10万円の予算上限がある中では、Cが現実的と考えています。次回のご相談時に方針を決めさせてください。
データソース: Google広告 / GA4 / Search Console
※ 広告レポートとサイト解析ではコンバージョンの数え方が異なります(詳細はダッシュボード上部の説明をご覧ください)